先日発表された人類初のブラックホールの画像。
宇宙の事を考えていたらロマンがあり過ぎて
空想に何時間でも費やすことができるのは、
少年の心を持つ人ならだれでも当てはまることでしょう。

ブラックホールの中では時空が捻じ曲げられ、
一度入ったものはそれが光であろうと脱出できないそうで。

時空が捻じ曲げられるって、なんなんそれ。
ブラックホールに入るとひねくれた僕がまっすぐな人間になるとか、
そういう話まで飛んでいきそうになるのをぐっとこらえる19時18分。

物事を多角的な視点で見る、
ということは人生をよりよく生きるための秘訣かもしれません。
教養があればあるほど、様々な視点で物事を見て判断できるというものです。

つまり、視点をずらすということ。

ファッションで言えば、これはこういう着方をしていたけど、
別の着方もできるな、とか、
〇〇っぽいと思っていたけど、××にも見えるな、とか。

先日ご紹介させていただいた、
8周年記念別注アイテムもその色を強く打ち出しました。

どう着るか、どう見えるかは皆様に委ねたいのです。

例えばKIDS LOVE GAITEに製作いただいたブーツ。

僕から言わせていただくと、
機能性の為のみに取り付けられたジップが、
美しいシルエットの背面に取り付けられることで、
デザインに昇華されることや、
ドレッシーなアッパーに対して、4㎝もの高さのヒール、
そして少しいびつに見えるほど厚いフロントソール。
それらのおかげでモードなテイストにまとまっていること、
いわゆるブランドの代名詞みたいなものは
一切取り入れていないにもかかわらず、
KLGらしさを感じる事など。。

その人の見方によってものごとは白にも黒にも変わるのです。

どう着るのが正解か？
良くお客様に質問をされることがありますが、
正解はありませんが当店なりの、
僕なりの視点をお伝えすることはできます。

多くの方がスタイリングのご参考にされているであろう、
宮下貴裕氏手掛けるsoloistのコレクションは、
大いにそれを鍛えてくれるのではないでしょうか。
特に今シーズン。

Outer&Inner: TakahiromiyashitaThesoloist.
Bottoms: Kozaburo
Boots: KIDS LOVE GAITE for Mukta 8 years Anniversary