昨日仕事を抜け出して”We Margiela”を観に行ってきました。

マルジェラの洋服は勿論魅力的ですが、
その哲学やアティチュードを今の時代だからこそ、
もう一度学ぶべきなのかなと思います。

自分の信じるものを一貫してやり続けることが、
必ず金銭的な成功につながる、その大小は自らの努力に依る、
という内容の言葉がすごくしっくりきました。

と、良い悪いは置いといて今のマルジェラは
本当に過去のモノとは別物であることを改めて認識しました。
それでもトップを走り続けるガリアーノ、恐るべし。。

ファッション業界の端の端に身を置いている僕たちとしては、
見て損の無い映画でした。

変わって当店で一貫することにおいてまず思い浮かべる、
そして今国内外のブランドからラブコールを受けるのはblackmeans。

blackmeansは、当時伝説的なパンクショップであったDEAD ENDや、
undercover等のアパレルブランドで経験を積んだ小松雄次郎、
独学で革の加工技術を学んだ有賀兄弟を中心とする、
デザイン/加工チームでモノづくりを行う。

ブランドコンセプトは
「パンク、モーターサイクル、民族、
ハードコア、モードといったあらゆる要素を
単に統合させるだけでなく、日本人が持つ独自性、
パンクやハードコアに由来する攻撃性、
今を生きる人としての前衛性を意識した物づくり」。

もともと岐阜にある革の縫製、加工工場からスタートし、
経年変化で現れる、着古したようなシワ感やダメージ感を、
すべて自分たちの手作業で行っている。

その加工技術や姿勢が世界的に評価され、
国内に留まらず海外の有力ショップでのお取扱いや、
他ブランドからのコラボレーションを一手に引き受けている。

世界で注目を浴びるALYX AW19 Collectionより。

LANDLORD 18AW Collectionより

当店でも過去にコインケースや
メリケンライターケースの別注をお願いしたりと、
長く良い関係を築かせていただいております。

4月のMUKTA8周年に向けてしっかり仕込んでいるので。
それは楽しみにしてもらいつつ。。

今シーズンも至極のコレが届きました。
王道の一着というか、やっぱり当店のライダースジャケットは
blackmeans以外ありえないと改めて思わされました。

レザーの服が好きすぎるのはどうしようもないので、
レザーへの熱量が皆さんと全く離れてたらどうしよう。

お安くはないですが、
一緒に長く付き合っていける相棒だと思いますよ。

未来のヴィンテージ。