「残り物には福がある」とはよく言ったものですが、
それって残り物を取った人への慰めでしょうか。

個人的にことファッションにおいては、
「残り物にこそ服がある」だと思ってます。

ラックの片隅に追いやられるような服に結局惹かれてしまう。
誰が着んねん見たいな服とか、何が良いねんって服に惹かれてしまう。

古着にはそれがモロに出てしまう。。
結局MUKTAのラックでも隅っこに残ってて、
ある意味間違ってなかったなとも改めて思うのですが。

80’s Issey Miyake
Linen “Kimono” Work Jacket

三宅一生本人がデザイナーを務めていた
80年代のアイテム。
和っぽさとワーク感漂う特異なバランス。
加えてショルダーの拡張したようなディテールは、
体と服の空間に重きを置くイッセイミヤケならではかしら。

イッセイミヤケらしさが詰め込まれ、
リネンという素材をモードに、上品に仕上げたスペシャルピース。
と僕は思うのですが。

もう少し暖かくなってきたら、
短パンにでも合わせてお花見に行くのが風流かもしれない。

Unknown
“Dance Party” Shirts

この手の玉虫カラーは昔から嫌いになれない。
移ろうように光の当たり方で色を変える。
幻想的で、上品なパーティウェア。

90’s Marithe Francois Girbaud
“No!” Jeans

これはただ社会にNoと言いたいやつか、
紅を歌うやつに履いて欲しいジーンズ。

Unknown
Multi Color Switching Hoodie

なんでもないけどなんでもある。

Levis
“Love & Peace” Jeans

ペイントものとかはよく見るけど、
絶妙な中途半端感の手刺繍が哀愁漂う。
一歩間違えれば職質or病院。

まあこれは一部ですがしれっと追加するときがあるので、
注意深く見ておいて損は無いかもしれない。

他人には分からない感性があなたにはあれば、
引っかかるかもしれない。

イタイタイコウ

本日もご来店いただき誠に有難うございました。

明日も皆様のお越しを心よりお待ちしております。