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mukta rogo

robinです。

BJ CLASSICのメガネの中でも
僕のお気に入りの一本に、
P-551という型があります。

定番にして不朽の名作のひとつ。

安定感のあるかけ心地とその存在感から
当店ではカラーレンズを入れてご提案させていただいます。

本日はそのメガネがどのように出来上がるか、
職人が一本一本手作業にて製作する
その様子をご紹介させていただきます。


【セルロイド生地の裁断】

一枚の板からすべてが始まる。

BJはセルロイドフレームにこだわり抜く。
その形状保有力、艶めき、フィット感は、
現在主流のアセテート生地とは
比較にならない上質感を有しています。
その反面、170度で発火する危険性もあるため、
機械化はもちろんできず熟練の職人のみにしか
取り扱うことができません。
またBJでは同じモデルであっても
カラーなどの諸条件によってその厚みを変える。
職人が目と手の感覚で厚みを決めていきます。

【セルロイド生地のアール付け】

職人の感覚が形を決める。

切り出したセルロイド生地に、緩やかな湾曲をつけます。
高い温度に熱せられた特別なオイルの中に
生地を入れ加圧し、即座に冷却する。
すべての作業のタイミングには、
職人の長年培われた感覚がものを言います。

     

【玉型 型抜き】

両レンズ穴を手作業で抜く。

発火の危険性があるため、
こちらの工程も完全機械化ができません。
職人の手作業が続きます。
アールがつけられたセルロイド生地を、
1枚1枚丁寧に玉型を抜いていき、
その後、レンズ用のV溝を掘っていきます。

【外枠の型抜き】

原型が現れる。

続いて外形を削り出していきます。
1枚の板だったセルロイド生地から
そのフォルムが現れてきます。

【ノーズパッド付け】

心地よさは、
モデルによって違う。

BJにおいて、
ノーズパッドの位置が全て同じということはありません。
モデルによって付け心地の
ベストポジションが違うからです。
大きめに削られたノーズパッドの原型をまず貼り付け、
数日休ませる。
完全に密着した後、それぞれのモデルの形状に合わせて
職人の手作業での削りが行われます。
このノーズパッドに関わる一連の作業が
BJのファーストインプレッションの心地よさの
決め手となります。

【荒削り】

職人が魂を吹き込む。

BJのセルロイドフレーム作りのハイライト。
刃によって削り出されたフロント枠を
職人が一本一本ヤスリ掛けをします。
緩やかなカーブ、切れのあるエッジなど、
機械では表現不可能なニュアンスを
職人の経験と勘と情熱を持ってつくり出します。
BJの造形と風合いが産声をあげる瞬間です。
フロント枠と同様に、テンプルも手作業で荒削りをします。
現在ではテンプルも荒削りをするブランドは
BJ以外ほぼゼロに近いと言っても過言ではありません。
この見えない一手間が滑らかな耳あたり、
肌触りを叶えてくれています。

【荒ガラ入れ】

1度目のガラ入れ

ガラと呼ばれる回転ドラムに研磨剤や研磨用チップを入れ、
削り出したフロント枠とテンプルを別々に投入します。
ガラの配合は秘伝であり門外不出。
季節の温度や湿度によって配合を変えます。

【泥バフ磨き】

良質な泥(研磨剤)で磨く。

荒ガラで回されたパーツを丁寧に磨いていきます。
粉末の研磨剤を水で溶き、捏ねます。
そして出来上がった粒子の細かい良質な泥で磨くことにより
セルロイドの内側で眠っている光沢を、
さらに引き出していくのです。

【中間ガラ・艶ガラ入れ】

2度目・3度目のガラ入れ。

泥バフで磨かれたパーツを、
配合を変えた中間ガラ、そして艶ガラに入れます。
これでガラ入れは計3度。
通常ガラ入れは4〜5日で終わりますが、
BJでは1週間以上ドラムを回します。
厳密にいえば、フロントで1週間、
テンプルで1週間の計2週間の時間をかけるのです。

【丁番カシメ】

星はただのデザインではない。

枠丁番とテンプル丁番を合わせるために、
テンプルにはカシメピンを埋め込みます。
テンプル内の芯金とともに、
丁番とピンを合わせていきます。
カシメピンの星はデザイン性だけではなく、
星の突起を生地に噛ませることにより、
がっちりと丁番を固定させる意味があります。

【丁番埋め込み】

ここでも職人の
経験と勘が生きる。

電流を通して熱した埋め込み機で、
フレームに丁番を埋め込んでいきます。
このときも170度という温度がポイント。
タイミングを注意深く見て、作業を進めていきます。

【泥磨き】

さらに、さらに、磨き抜く

フロントとテンプルの合口調整のために、
泥磨きをしていきます。

【艶磨き】

美しい艶を出すための
最終段階。

泥磨きを終えたフレームを、
フロントとテンプルとにバラシて、
パーツごとに艶バフにかけ磨きあげます。
その後、再度フレームを組み上げ磨きあげます。
BJがBJたる所以は、
この妥協なき磨きの作業にあります。
セルロイドの素材が更に光り輝き、
美しい光が現れてきます。

【フロント飾り鋲つけ】

シンボルが埋め込まれる。

BJのシンボル、白頭鷲の翼が埋め込まれ、
磨き抜かれたセルロイドフレームに
「ブランド」が宿ります。

【打刻】

名前が刻まれる。

これまでの全行程を踏まなければ、
その名を刻むことは出来ません。
BJとして誇れる仕上がりのものにのみ
打刻が施されます。

【検品】

待ち受ける最終審査。

打刻後も審査は続きます。
全体のバランスや細かなディテールを、
制作した職人本人が厳しい目でチェックします。
BJはプロダクトと同時に「完璧さ」まで届ける使命がある。
100年後にも残るであろう存在感は
このようにして生まれていきます。


このこだわりようがお分かり頂けますでしょうか。
このこだわりを店頭で出来るだけお伝えしようと
接客時間が長くなってしまうことも度々、、
こうして出来上がるセルロイドタイプ。

当店では新色のPINKも加わり、
ORANGE,BLUE,GRAYの
4色のレンズでご用意しております。

サングラスとしてお探しの方も多いと思います。
店頭にてお試しくださいませ!

またBJ CLASSICのより深い背景は
Official HPよりご確認頂けます!
http://www.bros-japan.co.jp/

ぜひ合わせてご確認くださいませ!


本日もご来店いただき誠に有難うございました。

明日も皆様のお越しを心よりお待ちしております。

– BRAND LIST –
AlexanderLeeChang
Art Comes First
Bata
BJ CLASSIC
blackmeans
Black Triangle Design
CHRISTIAN DADA
DISCOVERED
D.TT.K
First Aid to the Injured
GARA
guernika
JUVENILE HALL ROLLCALL
KIDS LOVE GAITE
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